NHKクローズアップ現代+で大乱のことが放映された 「介護施設で虐待死なぜ職員に何が?命を守る」


2019年6月4日PM10:00~10:30分
NHKクローズアップ現代+で大乱のことが放映された
「介護施設で虐待死なぜ職員に何が?命を守る」

昨日PM10時~PM10時30分上記のNHKのテレビ番組を観ました。内容としては、NHKは2013年~2018年までの施設での虐待件数の表を提出し、虐待が増えていることを示していました。介護施設の増加件数の延びには一切ふれずに、そして、虐待の原因についても知識不足、技術不足を一番とし次に仕事がきつい、3番目に職員のストレスについて記載してあったと思います。そして給料が安いので介護施設に来なく人手不足が起き、それが虐待につながるとの内容だったと思います。

そして、NHKはなぜ人手不足が起こったかについても他の業種の経済が好調なのに給料が安いからだと言っていました。私は、人手不足の問題の根本原因は、マスコミ等で3K、4Kの職場で結婚もできないという報道が7年~8年前から多数報道されたことが一番の原因であると今でも考えています。介護の悪い一面しか報道しなくそれが介護業界に与える影響、国民に与える影響等について一切考えない報道は、国民の事を考えない報道ではないかと思います。人手不足を招き虐待等が起こるから介護の悪い所の報道をしたとしても、もう一方で介護の良い所の報道もしなければなりません。それをするのが報道機関の姿ではないでしょうか。その考え方が無くなった報道機関は公平性に欠けると言わざるを得ません。

現在の介護業界における人手不足は深刻な問題を含んでいます。介護関係者はもう新たに特養等の施設を作らなくなります。人手不足であり、イメージが悪く、虐待等で大々的に報道され、法人の収益はなく、ネガティブイメージをつけられた業界に誰が新たに施設を作り職員が働くのでしょうか。給料を多く出せば働くとでも思っているのでしょうか。そうなると何が起こるかはっきりしています。自分の親は自分が会社を辞めて介護をしなければなりません。それが現実として起ってきています。他人事ではありません。10年先には団塊の世代が要介護が必要となります。その息子、娘が介護をしなければ誰が介護をするのでしょうか。今現在のロボットの進歩状況ではロボットでの介護は絶対無理です。外国人に来てもらっての介護も今始まっていますが40万人~50万人の介護をする外国人を介護施設は集めることができるでしょうか。

最後に私の考えを述べますと、虐待の起こる原因は、ガバナンスの問題です。介護施設、法人のガバナンスがきちっと行なわれているかということです。介護現場の乱れは虐待へと発展して行きます。最初のところで防がなければなりません。

給料について安いからとの話がありますがそれは介護施設を経営する法人の問題です。きちっと経営をしていれば給料を一般の中小企業と同じかそれ以上の支払をすることができます。そのことよりももっと大事なことは、介護に関するイメージを高めることです。これは、1法人で出来る問題ではありません。これは行政と報道機関の問題であると私は考えています。

ぜひこれから国民のことを考えて、行政・報道機関は対応してもらいたいと思います。

 

令和元年6月5日
笹山 周作

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