10 月 1 日に播磨介護技術競技大会(HCC)をサンライフ御立の1階地域交流フロアーで開催しました。今回 45 名の参加者と多数の見学者(約 50 名)の方によって成功裡に終わることができました。これもひとえに皆様のご支援の賜と深く感謝申し上げます。
私はいつも介護報酬及び利用者様の利用料は何のために頂いているのかを考えます。それは介護サービスをすることの対価として頂いているのです。そのためには、介護サービスの質が良くなければなりません。介護の質の向上と人材育成が介護の現場において最も大切なことです。書類を書いたり、加算や減算のために介護報酬を頂いているわけではありません。現場に注視し、現場を大事にし、職員と共に介護の質の向上に努めたいと思います。
第 2 回の私のあいさつを下記に掲載しておきます。よろしくお願い申し上げます。
第一回播磨介護技術競技大会の開催にあたって
本日は第一回播磨介護技術競技大会に参加賜り誠にありがとうございます。このような介護技術の競技大会を開催することができたのも、ひとえに龍野北高校の先生、生徒を始め社会福祉法人本覚寺苑 特別養護老人ホーム山彦ホームの職員の方、NPO法人福祉サービス経営調査会の皆様、株式会社あっぷる様、地域の皆様、ボランティアの皆様のご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
社会福祉法人ささゆり会は、今年20周年を迎えました。20周年記念事業として、この介護技術の競技大会を開催し、これからも末長く続けてまいりたいと思っております。
そしてもう一つの大きな理由は、最近特に介護職員不足が深刻な問題となっております。その原因はマスコミ等で介護は、3K、4Kや給料が安いとの報道がかまびすしかったのが原因で介護の方へ進む学生は一段と少なくなり、介護職員不足が深刻な問題となっております。そうなりますと何が起こるかは一目瞭然であります。介護の質の低下が起こります。介護職員の介護の質の低下がこれからの大きな問題として浮上して来ます。それを防ぐためには、介護職員の介護技術の向上しかありません。現場を最も重視し、介護技術の向上によって介護の質を高めることが、私たちの使命と考えています。利用者様、家族様、地域の皆様に喜んで頂ける施設にするために介護技術の向上に努めてまいりたいと考えます。初めての開催なので不手際が多々あると思いますが、これからもぜひ参加の程よろしくお願い申し上げます。