お知らせ

人手不足とモチベーションについて

今現在起きている一番大きな問題は、人財不足についてであります。すべての社会福祉法人が人財不足について大変悩んでいると思います。これから20年30年先においても福祉関係の業界においては、人財不足が続くと考えられます。この問題の第1の大きな原因は、介護業界の魅力を伝えず、介護業界及び介護で働いている人の仕事のつらさや給料の安さや社会福祉法人の不祥事等を大々的に報道したマスコミ等にあります。

人員不足の時における管理者(マネジャー)等上司がしなければならないこと

現在どの介護施設でも人員不足で困っています。当施設も同じです。介護施設の人員不足は、ある限界点を超えたように私は思います。しかし、毎日の介護サービスを行っていかなければなりません。今日このような状態の時に管理者(マネジャー)等上司は、何をしなければならないかを下に記載しました。ぜひ、管理者は実行して下さい。

総括施設長による新入職員一日研修

皆さん、おはようございます。今日は12名の新入職員と7名の中途採用者と共に午前9時から午後6時までの間、私の研修を受ける1日研修会です。この1日研修会は、過去15年前から毎年3月1日に行っています。

テキスト3冊は、法人の理念や組織や給料明細書の中に毎月挿入している私の感じた事、私の考え等を冊子にしております。なぜ今日、1日この研修会を行うかと申しますとこれから当法人で働く上で経営者の考え方を聴くことが働く人にとってとても重要な事だと私は考えています。今日の研修は、学校や他の職場の考え方と違っているところが多々あると思いますが私の考え方を聴いて下さい。

ベトナムのハノイへ

12月6日~9日ベトナムのハノイへ行ってきました。昨年に続き2年目となります。
今年の8月に御立に1名、魚崎に1名ベトナムから国際厚生事業団を通じて来ています。彼女たちは、3年後には介護福祉士の国家試験を日本人と同じ問題で受験しなければなりません。そして合格しない時はベトナムへ帰らなければなりません。

社会福祉法の改正について

今回の社会福祉法の改正について、私の意見を述べたいと思います。その前に、日本で初めて介護保険法が成立した1997年の時点での介護保険法の基本的な考え方について少し言及したいと思います。

介護保険法成立時の介護保険法は、在宅中心主義を掲げました。なぜ在宅中心主義を掲げたかと言いますと、私の推測ですが、スウェーデン、デンマークを参考にしたからです。この時に最大の誤りがあったと思います。なぜなら、日本の家庭はどこの家庭も既に核家族が進んでいて都市に人口が集中していました。介護において、最も重視すべきことは重度の認知症の人や要介護度 3.4.5 の重度の人をどうするかをよく考えることではなかったかと思います。